某那須の保護団体に対する当会のスタンス

 那須地区の某保護団体(以降「A」敬称略)に関する経緯はご存じの方も多いと思います。

当会は会としての連携は全くありません。が、代表同士は以前の知り合いでもあります。

実は、当会関係者や支援者には、元Aに関わっていた方々や、Aからの犬・猫の里親さんが多く、
チェックされている方も多いので情報も入るのですが、最近は「だいぶキレイになっているらしい」
「避妊・去勢などもちゃんとやっているらしい」などの情報があったため、久しぶりにAのブログを
覗かせて頂きましたが、あまり良い方向へ変わっているように思えないのと、相変わらず他の
団体の批判とも取れる文章も見受けられましたので、ここで考えを述べさせて頂きます。

 前提として、当会はAが本当の意味での保護活動へ向かうのであれば存続を支持します。
潰そう、貶めようとするのが目的の文章ではございませんので勘違いなく。
逆に「騒ぐだけの口だけ番長」が多い中、Aの方がよほど行動力はあるでしょう。
それを前提として。

 他団体の批判とも取れるAのブログ中の文章に関して。

①「引き取ってくれ」の問い合わせを、他団体が断っている、というような文言に対して。

 ブログを拝見すると、例として挙がっている問い合わせの内容に関して、どちらが先かは分かりませんが、
当会にも問い合わせがきている、同一人物と思われる例がほとんどです。

 Ⅰ)「他で引き取らないと言われた」という件。

   今年の、当会での具体的な例を挙げます。

   ~引き取った例~  動物の状況・頭数などは割愛します

   a)携帯料金も払えない状況のアパート独り暮らし男性のケース。
   b)「死んでくれればいいのに」「捕まれば処分に出すのに」等というケース。
   c)ペット不可マンション、運悪く見つかり退去or処分を迫られたケース。 
   d) 飼い主が老夫婦で、さらにご主人が脳梗塞による入院。    等

   ~引き取らなかった例~

   a) 明らかに甘えているだけのケース全般。
   b) 聞けば、他に保護猫(犬)を飼っていて・・・というケース全般。
   c)自家繁殖またはホーダーで、資金的余裕のあるケース全般。

  要するに、「自分でやりなさい!」ということです。助けたいんだったらこうしなさい、ああしなさい、
説得し、こういう手助けができる、ということを提案していきます。ずいぶん簡単に書きましたが・・(笑)

 A代表は、それでどれだけの人たちが考えを変え、実際に里親探しを頑張ったり、全頭の避妊去勢、
またはTNRに転じているかが分かっていらっしゃらないようです。どれだけの相談が、Aに行く前に
当会や県内他団体で対処されているか・・・。
 人に対する啓蒙が進まなければ、いつまで経っても「ダメな県北」のままです。
引き取ってあげれば優しい活動家!は完全な間違いです。大きなシェルター、優秀なスタッフ、
潤沢な資金、の3つがない状態での引き取りは、ただのホーダーです。
正直に言えば、当会もその寸前になったことがあります。
完全に陥れば、環境が悪くなり、病気のコントロールが滞っていくのは目に見えています。

 自家繁殖に関しては、当会は協力病院に当会から予約を入れて、全頭手術終了まで立ち合います。
それをしない限り、単に引き取ってもらってすっきりした人は、300%!必ず繰り返します。

 どうしても説得に応じないレベルの人はいます。しかし、気持ちを入れ替えて最後まで頑張るように
なる人もたくさんいます、その点は当会も栃木県北を侮っていた部分はありました、要は説得の仕方、
それが下手な人には無理解な人に避妊をさせるなんて無理でしょう。

 Ⅱ)メールが無視されたと言っている相談者がいるという件について

 安易に携帯やスマホから名字もない相談を送ってくる方は多いです、こちらが返信しても、それに対する
返信がない方もとても多いです。迷惑メールに入ったか、PCからのメール拒否か、わかりませんが
電話番号もなしではそれ以上こちらから積極的にコンタクトは取れません。
 そもそもこういう方は「引き取ってくれ」系が多いです。
疑った目で見れば、コチラからは自分で頑張らせる方向の内容で返信しますので、丸投げしたいだけの人には、
当てが外れて返信も返して来ないのかもしれません。。。。
 こういうことは、メール受付もしている団体ではよくあることだと思いますが・・・
 

 以上、「引き取ってくれ」に対する対応が単純化され、他団体の批判とも取れる書き方がされている状況が
続いていたので、当会含め県内他団体、個人活動家の名誉のため書かせて頂きました。

 ②避妊・去勢について

 当会もそうですが、やはり人間、成果というものは感じたくなるものです。
成果として目に見えるものは「数」ですが、
Aのブログにある、20年8000頭?、年に250頭保護?の記載は、
成果をフェアに見たいというのであれば、まったくのナンセンスです。

 というのは、Aを10年くらい前から数年見てきた限り、残念ながら成猫成犬も未手術で譲渡してしまって
いました。今もその体制は変わっていないようです。
子犬子猫も、あの譲渡方法では適期に手術をしてもらえているかどうか、
どれだけの証明書が戻ってきているかどうかは代表のみぞ知ることですので分かりませんが、
他団体と違い、犬猫その場渡しですから、飼育環境も分からない、猫は外飼いになってしまっている
かもしれない、そんな状況で再繁殖している可能性がゼロではないことは容易に想像できます。

 保護に関しても、某所、ある避妊を怠って犬を外飼いにしている家があり、当会で指導に入ったときは
「いいんだ、毎年生まれるんだ、生まれたら○○さん(A代表)が持っていくからいいんだ」と何の
悪びれもなく・・・そのまま当会協力者が保護し、避妊。ものすごい子宮の腫瘍と、乳腺腫瘍、
大手術になりましたが、今でもその子は大変元気に同居の2頭と暮らしています。避妊をさせる
努力を怠るとはこういうことです。そのままでは母親をどんどん蝕んでいくのです。
ちなみに、その父親となっていた野良犬も保護しました。

 未避妊に目を瞑り、生ませては里親会に連れて行って、譲渡経費を取っていては、
「経費目的」と言われてしまっても当然です。

 また他の場所でも、産まれるたびにAで保護され、里親会に参加していた某所野犬の親一群は、
その後当会が入り、TNRしました。確かに野犬の捕獲は難しいです、が、全然不可能ではありません。
当会はやりました。それをせず、生まれた子犬だけそのたびに里親探しをして、さらに行った先で
再繁殖する可能性さえしっかりゼロにできない譲渡をして・・・それで保護数のカウントばかり増やす?
 最後の3腹は親の捕獲が間に合いませんでしたから、当会で里子に出しましたが(手術後)、
親犬の手術をしてあげることで保護数をゼロにできるのであれば、当会は保護数カウント「0」を
逆に誇りに思います。

 猫ももちろんです。現在、3か月毎くらいで行っている一斉手術、その他日常的に行っている
手術、当会でTNRした数は♀だけでももう数え切れません。それだけ見れば、やはり保護数「0」です。
一般宅自家繁殖現場も、20匹以上の現場も複数やりました。それ以上の繁殖を起こさせない状況まで
サポートして、以降は本人にそれまで同様に面倒を見させます。やはり当会保護数は「0」!!

 放置していたら繁殖し、計算上は数千に増える数です。しかも未手術猫は一般的に短命になります。

 それをわかってでも、子猫を保護し続けるのが本当の保護活動でしょうか?

 当会は違うと考えます。


 以上、
どうしても同じ地域で活動している団体同士ですので、一般の方からの問い合わせも多く、
いわゆる「里親会はしご」をされる方も多いので、情報も入ってきます。
当会のやり方がパーフェクトか?と言われれば、まだまだです。
ただ、Aに関して聞くことは「もっと違うやり方が出来ないのか?」と心を痛めることばかりです。

 ハシゴしてきた方々には、「なんでコチラはこんなにキレイなんですか?」とか「あっちは
見ていられなかった」とか言われるのです。 なるべくAの保護犬猫を早く里子に出るように
してあげたいと、当会の譲渡条件に惜しくも合わなかった方、逆に理解がとても高く、どんな
状態の子でも間違いなく出来そうな方には、

「Aの会場も見てきてもらえませんか?」「できたらAから迎えてあげてもらえませんか?」
と促しているのが現状です。

当会や、みぶ里親会、今一斉手術で大変お世話になっている「みなしご救援隊」「ちばわん」さん、
場当たり的な保護活動から転換して、根本的な解決のため、増やさない活動を進めていますから、
本当に少しずつではありますが、県内でも成果が見え始めています。

Aにはせめて、上記の「未避妊の見て見ぬふり」等から脱却し、原点に立ち返り、
少なくとも他団体の迷惑にならないような活動に転換して頂ければと思います。

以上、当会の活動方針の報告を兼ねて、いくつかの問い合わせにお答えする形で残しました。

                                        平成26年 9月




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